中学の時クラスメイトの女の子たちとクリスマス会をやったことがあります。
その時一人の子がお母さんと作ったと言ってイチゴのショートケーキをホールで持ってきました。
他の子は自分でシュークリームを作って持ってきていました。
その頃の私といえば母が作ったお菓子をただ喜んで食べているだけでした。
クリスマス会の時に自分と同い年の子たちが作ってきたケーキはとても美味しくて感動して衝撃を受けました。
その時「自分で作れるんだ!」ということを目の当たりにしてそれからはレシピ本をみて試行錯誤しながらケーキ作りに没頭しました。(高校受験のシーズンも何かしら作っていたほど)
母に教えてもらう気がまったくなかったので(変なところ負けず嫌い)失敗しては作り直して不器用だったのでスポンジケーキを完成させるのもかなりの月日がかかりました。
今もまだ失敗することもありますがようやくそこそこのものが作れるようになりました。
母は私が子供の頃シュークリームやフルーツケーキやマーブルケーキなどのパウンドケーキをよく作ってくれました。
前書きが長くなりましたが今日はフルーツケーキを焼きました。
うちでは間食にどっしりしたお菓子はあまり食べないので朝食代わりにしてしまいます。
母が作っていたレシピではなくオリジナルで作っています。
自家製カラメルソースを入れるのがオリジナルです。
これを入れるとコクが出て深みが出るような気がしています。
ラム酒漬けのドライフルーツも自分で漬けています。
フルーツもラム酒も継ぎ足しながら使っているので20年くらい経っているかもしれません。
あの時クリスマス会に呼ばれていなかったら・・・
私は今頃ケーキ作りをしていなかったかもしれません。
そう思ったら不思議な気持ちになり、呼んでくれたクラスメイトに感謝したい気持ちになりました。