毎日の暮らしの中で

猫と音楽と陸奥A子先生の作品が好きな主婦の日常

ニンジンをケーキに

「ニンジンケーキ」を人生で初めて作りました。

 

20歳頃に友達が「ニンジンケーキを作ってとても美味しかった」と話していたのをずっと覚えていて気になっていました。

 

しかしケーキにニンジンを入れるという勇気がなく、作ってまでして食べたいとは思いませんでした。

 

そのまま二十数年経ち、昨年ケーキ屋さんで売られていたので買って食べてみました。

 

想像したものとは違い、スパイスの効いたどっしりしたケーキでした。

 

とても美味しかったのでいつか作ってみようと思いましたが今回作るチャンスがやってきました。

 

というのは義母が値下げ品の甘いニンジンを買ってきてくれたからです。

 

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3本入っていましたが一本は蒸して食べてみました。

 

普通のニンジンより甘みが強くお菓子に使うのによさそうです。

 

ニンジンケーキに入れるニンジンはすりおろして使います。

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様々なレシピがありましたが、私は簡単な作り方を選びました。

 

卵にお砂糖を加えて泡立てたらサラダ油を入れて混ぜます。

 

私はサラダ油を減らしてバターとマーガリンを溶かしたものを一緒に入れてみました。

 

そこにすりおろしたニンジンを入れて混ぜます。

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最後に粉類をふるって加えてヘラで混ぜます。

 

粉は小麦粉とベーキングパウダーとシナモン、ナツメグ、カルダモンのスパイスの粉です。

 

スパイスは三種類全部入れるレシピの他にシナモンだけのレシピやシナモンとナツメグのレシピもありましたが昨年のクリスマスに作ったシュトーレンに使ったスパイスが残っていたので三種類入れました。

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型に入れて焼きます。

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焼きあがりました。

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たいしたコツもなく簡単に作れました。

 

 

冷めたらフロスティングというクリームのようなものをぬります。

 

クリームチーズにお砂糖とレモン果汁を混ぜたものです。

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見るからにどっしりした重そうなケーキです。

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やはり重たいケーキなので朝食にしました。

 

スパイスが口の中に広がってニンジン特有のにおいもないので嫌いな人もまったく問題なく食べられます。

 

フロスティングはこってりしていますが少量なのでしつこさはなくスパイシーなケーキによく合います。

 

本来はクルミやレーズンを入れて焼くみたいですが、クルミがなかったのとレーズンは家族に好きではない人がいるので入れませんでした。

 

 

 

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ニンジンケーキの発祥の地はイギリスなのだそうです。(アメリカだと思っていました)

 

中世時代からティータイムで食べられていたお菓子なのだそうです。

 

たしかに見た目が素朴な感じはイギリスのケーキっぽいです。

 

夫の親や姉にもおすそ分けしたところ好評でした。

 

今度はパウンドケーキ風にサラダ油をバターオンリーにして作ってみたいです。